株式会社ADワークスグループ

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メッセージ

トップメッセージ

 企業が持続的に成長し、存続していくためには「社会から必要とされる企業であり続ける」ことが肝要だと考えています。そしてこれは、私が1995年に当社グループの前身であり、明治より100年以上続いた「青木染工場」を先代より受け継いだ際に、最も強く意識した経営ポリシーでもあります。時代の変化とともにそれを表現する言葉こそ変われども、根底にある思いは今も変わりません。

 当社グループがこれまでも、そしてこれからも主力とする収益不動産ソリューション事業は、既存の収益不動産を厳選して購入し、まずその不動産が法令に照らして適正なものかどうか、徹底的に精査します。そして近未来そこに集う人や企業のアクティブな活動を支えるべく、時流をとらえた商品企画を施します。それらを経てはじめてお客様に販売し、そして販売後も、その収益不動産が永続的に適正稼働するよう、プロパティ・マネジメントでしっかりフォローし続けます。

 こうした事業活動によって、収益不動産の持つポテンシャルは最大限に具現化され、当社グループがかかわる以前よりもさらに輝きを増し、その後も永く価値を発揮し続けるのです。この観点において、当社グループの収益不動産ソリューション事業は、社会インフラである不動産に「再生」と「持続」の価値をもたらし、街と人々の豊かさの実現に貢献できる事業だと認識しています。

 さらに現在当社グループは、国内における収益不動産ソリューション事業を軸としながら、海外不動産事業や不動産小口化商品事業などを積極的に展開しております。また、CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)事業を軸として、不動産に留まらないイノベーションの可能性を追求しております。不動産に限らない様々な投資ソリューションを、これまで以上に多くのお客様に提供するべく、「投資ソリューションカンパニー」へと脱皮する考えです。
この考えは、安全かつ安心の投資ソリューションを提供することにより、2000兆円に及ぶとされる個人金融資産を貯蓄から投資に振り向けること、ベンチャー企業や中小企業に成長資金を流入させ価値創造の支援をすることによって、経済社会の活性化の一助となることを目指すものです。

 そして、環境問題や社会問題がより深刻化する昨今において、当社グループが今後も社会に必要とされる企業であり続けるためには、現在の枠組みに留まらず、広い視野でサステナビリティ経営を推進していく必要があると考えています。 当社グループは「しなやかに変化しながら、独創の価値を生み出し提供する」という企業理念を体現し、これからもますます、事業を通じて持続可能な社会に貢献してまいります。

株式会社ADワークスグループ 代表取締役社長CEO
サステナビリティ委員会 委員長
田中 秀夫

担当取締役メッセージ

 環境問題や社会問題が世界的な課題となっている現代において、社会との価値共創の基盤となるサステナビリティへの取組みは、地球・社会の持続可能性を高めるのみならず、当社グループの持続的な成長には不可欠であり大きな成長機会だと捉えています。その意味で、当社グループのサステナビリティ推進はこれからが重要だと言えます。

 当社グループは2021年に発表した『第1次中期経営計画』において「SDGs経営」を柱の一つとして掲げ、同年にサステナビリティ委員会を設置するとともに、従来の企業行動憲章を見直し、サステナビリティに対する姿勢を改めて社内外に発信することで、経営とサステナビリティの統合を図っております。2022年には重要な経営課題として「マテリアリティ」を策定し、当社グループ及びステークホルダーそれぞれの視点で当社グループが注力すべき課題を特定しました。また、こうした経営の意志をより機動的かつ柔軟に事業推進に転換すべく、2023年にサステナビリティ推進室を設置しております。そして、サステナビリティにおけるすべての基礎である人権を尊重し事業活動を実施すべく、同年「ADWGグループ人権方針」を策定しました。

 今後も様々な観点からサステナビリティ経営を推進していく必要があり、当社グループにおける取組みは、まだまだ発展途上です。その中で、グループ全体の方針を具体的に実践すること、より効果的に推進するための基盤を整備することが、サステナビリティ担当取締役を務める私の果たすべき役割だと考えています。

 地球を、私たちの暮らしを、子々孫々まで"価値"を失う事無く"維持向上"させていくためには、世界中の国・企業・個人を含むあらゆるレベルが、それぞれの持ち場で"サステナブル"な取り組みを意識し実行することが肝要です。

 当社グループは企業理念に掲げる「しなやかに変化」し「独創の価値」を生み出すことを通じて、当社グループ"らしい"、当社グループがなすべきサステナビリティを追求してまいります。そして、それは我々を取り巻くステークホルダーと一緒に取り組むことが不可欠です。社会との共創を通じて、持続可能な社会の実現への貢献と当社グループの持続的な成長を目指してまいります。

株式会社ADワークスグループ 専務取締役
サステナビリティ担当取締役 サステナビリティ推進室室長
金子 幸司